文化庁が制定した「日本遺産」創設10周年
「日本遺産」とは
地域の歴史的魅力や特色を通じて
日本の文化・伝統を語るストーリーです。
地域に点在する遺産を「面」として活用し発信することで
地域活性化を図ることが目的です。
文化庁及び日本遺産連盟は
日本遺産に対する理解と関心を高めることを目的に
親しみやすさ、覚えやすさから、
2月13日を「日本遺産の日」
《にほん(2)いさん(13)の日》としました。

「日本遺産」を沢山の方に知って頂く為に
記念イベントが各地で実施され、
京都でも2月15日(土)・16日(日)に
大規模なマルシェが開催されます。
日本遺産104件・一例
「日本遺産」京都♯009
日本茶800年の歴史散歩
【ストーリー】
お茶が中国から日本に伝えられて以降、
京都・南山城は、お茶の生産技術を向上させ、
茶の湯に使用される「抹茶」、今日広く飲まれている「煎茶」、
高級茶として世界的に広く知られる「玉露」を生み出した。
この地域は、約800年間にわたり最高級の多種多様なお茶を作り続け、
日本の特徴的文化である茶道など、
我が国の喫茶文化の展開を生産、製茶面からリードし、発展をとげてきた歴史と、
その発展段階毎の景観を残しつつ今に伝える独特で美しい茶畑、茶問屋、
茶まつりなどの代表例が優良な状態で揃って残っている唯一の場所である。
